放射線に対する防御作用

水素は放射線照射によるマウスの心筋障害を予防
学術雑誌名 J. Radial Res., 51, 741-747(2010) 
表題 The Potential Cardioprotective Effects of Hydrogen in Irradiated Mice(分子状水素による放射線照射したマウスの強い心臓保護作用)
著者 Qian Liren et al.(所属機関:上海第2軍事大他)
概要 放射線照射によって心臓のポンプ機能が傷害され慢性の心疾患が惹起される事が知られている。 分子状水素はヒドロキシラジカルを選択的に還元することが報告されており、分子状水素を含む水を与える事により放射線照射による心疾患が予防されることが期待される。
放射線治療の副作用を予防
学術雑誌名 Medical Gas Research 2011, 1:11  doi:10.1186/2045-9912-1-11
表題 Effects of Drinking Hydrogen-Rich Water for Quality of Life of the Patients with Radiotherapy for Liver(訳:ドクター・水素水の飲水により放射線治療をしたガン患者の副作用が軽減)
著者 崔逸峰(韓国カソリック大学病院治療放射線科)、中尾篤典(米国ピッツバーグ大医療センター)他
概要 放射線による人体への副作用として放射線照射によって発生する活性酸素が引き起こす酸化作用及び炎症によることが広く知られている。株式会社FDR・フレンディアでは、韓国ソウルにあるカソリック大学病院治療放射線科において同科主任教授の崔逸峰教授を責任者として放射線治療を受けた肝臓ガン患者49人を対象に放射線治療の副作用に対する水素水の飲水効果について臨床的に検討した。
急性放射線症を予防
学術雑誌名 Medical Hypothesis. 2009, doi:101016/mehy.2009.07.017
表題 Hydrogen therapy may be an effective and specific novel treatment for acute radiation syndrome.(訳:水素療法は急性放射線症候群に対する有効な且つ特異的な治療法となるだろう)
著者 C. Liu, J. Cui, Q. Sun and J. Cai (所属機関:上海第2軍事大学放射線医学)
概要 水素は地球上で最も多い化学物質であるがこれまで治療用ガスとしてはほとんど認められなかった。 ところが、最近の研究により、水素ガス(H2)は抗酸化作用、抗アポトーシス作用を有し、そのガス吸引によって活性酸素の中でヒドロキシラジカルを選択的に抑制して、脳を虚血再還流障害や発作から守ることが明らかになっている。
宇宙飛行士の被曝を防ぐ
学術雑誌名 Proceeding of Nuclear and Emerging Technologies for Space 2011,Feb. 7-10
表題 A Hypothesis on Biological Protection from Space Radiation Through the use of New Therapeutic Gases.(新たな治療用ガスを用いて宇宙での被曝(ひばく)から宇宙飛行士を守る事が期待される)
著者 M.P. Schoenfeld, R.R. Ansari, A. Nakao, D. Wink.(所属機関:NASA宇宙飛行センター、ピッツバーグ大学)
概要 宇宙飛行士が長期滞在する場合放射線被曝(ひばく)は大きな障害となる。宇宙放射線を遮蔽する技術は現状ではまだ課題が多く被曝(ひばく)による飛行士の障害は問題である。
リンパ球障害を予防
学術雑誌名 Free Radical Res. 2010; 44:275-82
表題 Radioprotective effect of hydrogen in cultured cells and mice.(培養細胞及びマウスにおける水素の放射線防御効果)
著者 Qian L, Cao F, Cui J, Huang Y, Zhou X, Liu S, Cai J.(所属機関:上海第2軍事大他)
概要 分子水素を飽和した生理食塩水はヒトリンパ球の細胞(AHH-1)培養系において放射線照射による細胞死を軽減した。この作用は分子水素の選択的な抗酸化作用によっている。