糖尿病

電気還元水は1型糖尿病モデルマウスの発症を予防
学術雑誌名 Cytotechnology, DOI 10.1007/s10616-9317-6(published 10 Nov. 2010)
表題 Suppresive effects of electrolyzed reduced water on alloxan-induced apoptosis and type 1 diabetes mellitus(アロキサンで発症するアポトシスと1型糖尿病に対する電気還元水の抑制作用)
著者 Y. Li et al(九州大学他)
概要 電気還元水は活性酸素産物(ROS)の消去作用を介して糖尿病等の多くの疾患に対して改善作用があることが知られている。アロキサンはROSを産生してインスリン産生細胞に不可逆的に酸化障害を与え実験動物において1型糖尿病を惹起する。電気還元水はすい臓β細胞のDNA傷害を防ぎマウスに投与すると1型糖尿病の血糖値を下げる。これらの作用は電気還元水がROS産生を改善して膵β細胞のアポトーシス(細胞自然死)を防ぎ、その結果1型糖尿病の発症を抑えることを示唆している。
2型糖尿病に対する臨床試験
学術雑誌名 Nutrition Research,28(2008)p137~143
表題 Supplementation of hydrogen-rich water improves lipid and glucose metabolism in patients with type 2 diabetes or impaired glucose tolerance (訳:水素豊富水投与により2型糖尿病患者の脂質、糖代謝の改善、または耐糖能が改善)
著者 梶山静夫他(梶山内科クリニック、京都府立医大、他)
概要 酸化ストレスは糖尿病、高血圧症、動脈硬化症等多くの疾患の原因となる事が広く認められている。本研究では2型糖尿病或いは耐糖能異常を有する患者の脂質及びブドウ糖の代謝に対する水素豊富水の効果を臨床的に検討した。
糖尿病モデルマウスを用いた発症予防作用
学術雑誌名 医学と生物学、No.11, P1~9 (2006)
表題 Anti-oxidation Effect and Anti -Type 2 Diabetic Effect in Active Hydrogen Water (水素水の抗酸化作用および2型糖尿病に対する効果)
著者 具然和 他 ( 鈴鹿医療科学大学大学院保健衛生学研究科、Hi-tech 研究所 )
概要 2型糖尿病のモデルマウスである、KK-AYと正常マウスを用いて、水素豊富水と水素を含まない水道水とで、発症予防及び軽減作用を比較検討した。 3ヶ月間の連続投与により、水素豊富水には抗酸化作用及び、血糖値の低下作用が認められ、2型糖尿病の発症を軽減することが示唆された。
ノルデナウ現象―天然還元水の治療への応用
学術雑誌名 Animal Cell Technology: Basic & Applied Aspects, Volume15, 279-285 (2008) 
表題 ”Nordenau Phenomenon” – Application of Natural Reduced Water to Theraphy”
著者 Z. Gadek, T. Hamasaki and S. Shirahata (Nordenau医学研究所及び九州大学)
概要 ドイツ・ノルデナウの泉水は、水素を多く含む天然の還元水として、ヨーロッパ及び世界から、当地に逗留して種々の病気の治療に供されている。 逗留する糖尿病患者に飲水により、血中活性酸素種(ROS)及び、糖尿病の臨床マーカー(血糖値、 HbA1c, コレステロール、HDL(善玉コレステロール)、LDL(悪玉コレステロール)等)に対する作用を検討する。 結果:主として2型糖尿病患者を対象に、1日2リットルの泉水を与え、逗留前後の上記マーカーの変動を調べた。 その結果、96患者中76.6%でROSが有意に減少した。 糖尿病マーカーでは、45%の患者で血糖値、HbA1cが取り分け顕著に減少し、そのほかにも、コレステロール(総コレステロール、LDL(悪玉コレステロール)、HDL(善玉コレステロール))及びクレアチニン等の改善が認められ、動脈硬化、循環器疾患等への応用が示唆された。 総括:ノルデナウ泉水は、1日2リットルの飲水で活性酸素種を減少させる抗酸化作用とあわせて、2型糖尿病に対する改善効果、循環器系への有用性があることが認められ、この作用はアルカリ還元水(水素豊富水)と同様の作用であった。 
電気還元水の糖尿病マウスの膵β細胞に対する保護効果
学術雑誌名 Biol. Pharm. Bull., 30(2) 234-236(2007)
表題 Preservative Effect of Electrolyzed Reduced Water on Pancreatic β-Cell Mass in Diabetic db/db Mice (糖尿病db/dbマウス膵β細胞容積に対する電気還元水の保存効果)
著者 Mi-Kim et al. (同徳女子大学肥満管理科、韓国他)
概要 糖尿病では、酸化ストレスにより膵β細胞の機能低下が起こる。 活性酸素種(ROS)の増加と、抗酸化防御能の低下に伴い、糖尿病の酸化ストレスは増大する。 従って、ROS消去能を有する電気還元水は、酸化ストレス状態にある糖尿病モデルマウスに対して潜在的効果が期待できる。 本報では遺伝的糖尿病マウスC57BL/6J-db/dbに対する抗糖尿病効果を検討した結果、電気還元水は血糖値低下作用、血中インスリン濃度上昇作用、耐糖能の改善作用、膵β細胞容積の保持作用等が認められた。 これらの結果は、電気還元水がβ-細胞の障害を保護し、抗糖尿病剤として有用であることを示唆している。
電解還元水のストレプトゾトシン誘導および遺伝性糖尿病マウスに対する抗糖尿病作用
学術雑誌名 Life Science, 79(2006), 2288-2292 
表題 Anti-diabetic effects of electrolyzed reduced water in streptozotocin-induced and genetic diabetic mice 
著者 Mi-ja Kim, Hye Kyung Kim Dongduk (Women’s University, South Korea)
概要 糖尿病に於いて明らかにされた酸化ストレスによる膵β細胞の機能障害に対して電解還元水の効果を検討する。 方法:遺伝的糖尿病マウスc57BL/6J-db/dbを1型糖尿病マウスもデルとして、ストレプトゾトシン誘導糖尿病マウスをインスリン抵抗性2型糖尿病モデルとして用いて、電解還元水の抗糖尿病作用を検討した。 概要:電解還元水飲水により、両マウスとも有意な血糖値の低下と、耐糖能の改善が認められた。 しかしながら遺伝的糖尿病マウスでは、インスリンレベルは顕著に上昇したが、ストレプトゾトシン糖尿病マウスではその作用はなかった。 この改善効果は、イン スリンの放出が増加すると同時に、インスリン感受性が上昇して血糖値が制御されたものと推察された。 これらの結果は、電解還元水が抗糖尿病剤としての有用性 を支持するものであろう。